暖冬のはずが・・・

11月に発表された12月~来年2月の3か月予報では、ペルー沖の海面水温が上昇して発生する『エルニーニョ現象』の影響などで冬型の気圧配置が弱まり、東日本以西で例年より気温が高めの暖冬となる見込みだったのに・・・。

過ぎてみれば、今月23日までの平均気温は西日本で2.2度、東日本で1.7度も平年を下回るなど、全国的に厳しい冷え込みとなった。
降雪も多く、四国では今月上旬の大雪で集落の孤立が続し、北陸では23日現在で、平年の3倍もの積雪量を観測した。

エルニーニョの暖冬は?だが、今月初めから東シベリアに高気圧が張り出したため、シベリア上空の偏西風が日本付近にまで大きく蛇行し、相次ぐ寒気の南下をもたらしたため『エルニーニョ現象』の影響も限定的になり、冬型の気圧配置も思ったほど弱まらなかったという。

この状況から、平年に比べても厳しい冷え込みは、来年に入ってからも続くとみられ、年末年始には日本列島に寒波が襲来する恐れもあるという。

みなさんご注意を!