忘れない?

1945年7月26日は『ポツダム宣言』が発表された。

皆さん、何なん❓と思われるが、簡単に下記に記そう❓(笑)

1945年7月、アメリカ・イギリス・ソ連の首脳が集まって第二次世界大戦の戦後処理について話し合う「ポツダム会談」が開かれていました。

「ポツダム宣言」は、この会談中にアメリカ・イギリス・中国の3ヶ国が共同声明として、日本に対して降伏要求を発表した宣言です。

全13ヶ条から成るポツダム宣言。最後に記されている第13条の内容は次のとおりです。

「吾等ハ日本國政府ガ直ニ全日本國軍隊ノ無條件降伏ヲ宣言シ且右行動ニ於ケル同政府ノ誠意ニ付適當且充分ナル保障ヲ提供センコトヲ同政府ニ對シ要求ス右以外ノ日本國ノ選択ハ迅速且完全ナル壊滅アルノミトス」

つまり、

「我々は日本政府が全日本軍の即時無条件降伏を宣言し、またその行動について日本政府が十分に保障することを求める。これ以外の選択肢は迅速且つ完全なる壊滅があるのみである。」

という意味です。

第1~4条と、上記の第13条では、この宣言を日本が受け入れない場合は、さらに激しい攻撃を加えて壊滅させることが示唆されています。

第5条では、連合国が示した条件について、一切妥協しないことが表明されました。

第6~7条では、日本に「世界征服」を目指す「軍国主義者」がいるとし、これらを永久に「除去」すること、そのために日本を占領することが書かれています。

第8条では、日本政府の主権が及ぶ範囲、つまり領土を限定することが示されました。

第10条では、連合国が日本人を「奴隷化」または「滅亡」させようとするつもりは無いものの、「戦争犯罪人」を処罰すると表明。さらに民主主義の強化、言論・宗教・思想の自由、また基本的人権を尊重するべきだと書かれています。

第11~12条では、日本が戦争と再軍備に関係のない財産であれば保有できること、また将来的には国際貿易に復帰できること、および宣言で示した条件が満たされれば占領軍が撤退することが示されました。

無条件降伏とは簡単にいえば、戦争に負けた側が、一切の条件を出さずに降伏することです。

実は第二次世界大戦時のポツダム宣言の受諾が、無条件降伏に当たるのかどうかについて、現在でも専門家の間で見解が割れています。

「軍隊」の無条件降伏については肯定でほぼ統一されているものの、「国家」については否定的な意見も多くあるのです。

第13条に「無条件降伏」という文言が使われていますが、日本政府は天皇制の維持を提案していて、これに対する連合国からの回答が無かったことから、第12条に含まれていると解釈して宣言を受け入れました。

また日本のみならずアメリカ政府内でも、この宣言を無条件降伏とするか、条件付きと見なすかで認識の相違があるようです。
(HP参照)

まぁ、日本国自体が破滅=滅ぶ方向に突き進ませた当時の首脳関係も悪だが、日本各地の大空襲や原爆を落とした当時の米国大統領ルーズベルトやトルーマンも軍事裁判にかけるべきだったと思うのは私だけか・・・。