あれから20年

1995年1月17日午前5時46分52秒、阪神淡路大震災の発生した日時である。

まだ布団の中にいた私は、地震が起きる前、ふと嫌な予兆を感じた事を今でも覚えている。

普通の揺れよりやたらと長く感じたのは、私だけではない。

毎日繰り返しテレビに映し出される映像は想像を絶するものばかりで嗚咽が漏れた。

あれから20年。

時間が経つにつれ、当時を経験した人々が減少するのは仕方ないが起きた事由を決し
て風化させてはならない。