猫を飼うと健康に?

日々、ネットを閲覧している中で”猫を飼うと健康になる?”なる面白い見出しがあったので紹介する。

我々猫好き人間にとっては、猫のどんな顔もあらゆる仕草も全てが愛しいわけですが、見て、触れているだけで、自然と健康になっていることに気がついていましたか?

近年の研究で、猫が人間にもたらす健康効果が科学的に証明されてきているのでご紹介します。

スキンシップで血圧が安定する

※ある老人ホームでの実験結果ですが、猫に触れる前と後の人間の血圧の変化について調べたものです。
68歳の男性:最高血圧138 最低血圧101 ⇒ 最高126 最低96
72歳の女性:最高血圧136 最低血圧102 ⇒ 最高115 最低86
数十人の入居者にテストしたところ、約80%以上の方たちの血圧が下がったのです。
人間は、ストレスを感じると「コルチゾール」というホルモンを分泌します。このコルチゾールは、脂質や骨の代謝を助ける人体にとって必須のホルモンなのですが、ストレスが長期化して慢性的になるとコルチゾールが過剰分泌してしまい、高血圧になったり、記憶力低下の原因になったりと逆効果になってしまいます。猫に触れると、このコルチゾールの量を抑制することができ、血圧が安定するということが証明されています。

心臓麻痺のリスクを減らすことができる

心臓病とペット飼育の相関研究をしているエリヤ・フリードマン博士によると、心筋梗塞の発作後、一年後の生存率は、ペットを飼っている人の方が3倍以上高かったそうです。
また、冠状動脈の閉塞で治療した人の1年後の調査でも、ペットを飼っている人のほうが高い生存率を示しています。
心臓病は、長期間によるストレスの影響が大きな原因の一つと考えられてるので、猫を飼うことによる癒し効果が、良い影響を与えていると結論づけられています。
アメリカのある調査機関の研究によると、猫を飼っていると、心臓発作になる可能性が3分の1も低下するという報告があります。この研究発表は、米ミネソタ大学心臓病研究所のアドナン・クレシ博士のグループによるものです。
博士は1976年から80年にかけてアメリカで実施された「健康と栄養状態に関する検査」を受けた、30歳から75歳までの4,435名を対象に分析しました。
この中で猫を飼っているか、または、過去に飼っていた人は2,435名で、のこった2,000名が猫を飼った経験がない人たちでした。博士たちグループは、10年にわたり、かれらの追跡調査を実施し、全ての死因の調査をしたところ、猫を飼った経験のある人は、飼っていなかった人に比べて心臓発作が原因による死亡率がかなり低いという結果がでました。

脳卒中のリスクを減らすことができる

犬や猫を飼うことで健康に良い効果があると説明するのが前述のベッカー医師。彼は「もしあなたが猫を飼っているなら、心臓発作になる確率が30%低下し、また脳卒中といった心臓血管系のトラブルは40%低下します」と続けています。
脳卒中は高血圧が一番の原因ですから、猫の血圧を安定させる効果が脳卒中のリスクを低下させているものと思われます。

猫のゴロゴロ(喉を鳴らす音)を聴くと自然治癒力アップ

猫の『ゴロゴロ』音の効果は人の血圧を下げたり、不安を和らげたりする効果があります。またストレスをなだめる強い効果があり、免疫力をあげ副作用のない薬とまで言われています。
猫は骨折をしても、他の動物と比べて3倍の速さで回復すると言われており、その原因にこのゴロゴロ音による振動が挙げられているのだとか。実際、フランスの理学療法士がそれを再現して人間の骨治療に用いているという話もあります。

骨折まで治してしまうほどの効果が…。お猫様、さすがです。

体の機能がストレスに耐えきれない状況と戦っている時、猫の出す振動音は、音楽のように心地よく有益に働いてくれるのです。もともと猫のゴロゴロ音は、お母さん猫が仔猫に対して、なだめて打ち解けるためにいちばん最初に送るシグナル。

また、このゴロゴロ音は20〜50ヘルツの低周波音であり、ポジティブな思考や幸福感を私たちの脳に伝えてくれる効果があるそう。

強い不安感をなだめてくれる効果もあるので、精神的に弱ってしまっている方も是非猫先生のゴロゴロセラピーを受診してください。
※イヤフォンで聴くことをおすすめします。ゴロゴロゴロゴロ…

いかがでした?
可愛いだけでなく、私たちを癒してくれるお猫様の偉大さをまざまざと見せつけられました。

家にも”茶々丸”♂が居るので本日から更に可愛がりぃ~(笑)

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