正月も終わってそろそろ飾っていた鏡餅を下げなければ行けない頃か。

我が家の場合、本日伯父の葬儀で明日以降になりそうだが、世間一般では１月１１日が”鏡開き”の日になる。

しかし地域によって、この”鏡開き”の日が違う事を知っていたか？

この鏡開きの日は”松の内”という期間が関わってくるみたいだ。

松の内とは正月の飾りを飾っておく期間のことで、地方によって期間は異なります。

関東は１月７日まで、関西は１月１５日までになる。

すなわち、この松の内が終わってから鏡開きをすることになる。

ということは関東と関西で鏡開きをする日は異なってくる・・・。

関東は１月１１日で、関西は１月２０日になり、なんでわざわざ分けたのか？

実は昔、鏡開きは松の内の後の旧暦１月２０日にしていた。

しかし徳川幕府三代将軍である徳川家光が１６５１年４月２０日に亡くなってしまったから・・・？？？。

鏡開きの日にしていた１月２０日は月命日にあたり、忌み日として縁起の悪い日になるので
１月２０日を鏡開きの日にすることを取りやめることにし、松の内そのものを１月７日まで短くして、そして今のように鏡開きの日を１月１１日とした。

この現象は関東地方で行われたので、関西では広がらなかった。

だから地域によって鏡開きの日が違う・・・。

納得できるようで納得できないのはわたしだけか？(笑)