何とかチルドレン誕生

昨夜は願いもむなしく、自民党都議の惨敗・・・”都民ファーストの会”なる新政党の圧勝劇に終わった東京都議会選挙。

某番組で当選したばかりの”都民ファーストの会”にインタビューをした際の言葉だ。

司会者が、杉並区が抱える問題について質問を飛ばすと、〇〇議員は「待機児童」の問題を取り上げ、同区の現状などを伝える。しかし、終始「待機児童」に言及する〇〇議員に対して、司会者が「ほかには、どんな課題があるとお考えですか?」と突っ込むと、次第に〇〇議員の目が泳ぎ出してしまったのだ。

〇〇議員は「道路の狭さ」を挙げて「非常に災害に弱い部分があったりする」と何とか指摘してみせるが、その詳細については言葉が出てこず、ひと言ごとに詰まってしまう。

この様子に司会者は「失礼ですけど」と前置きして「まだまだこれから勉強しなければいけないという感じですか?」と疑問を投げかけると、〇〇議員は「あ、もちろんそれはそうだと思います」とスムーズに答えることができた。

これにスタジオからは笑いが漏れ、司会者も苦笑しながら、今後都政を担う立場の人間が「『これから勉強します』ってだけですむのか」「有権者は厳しい目で見ると思う」とシビアに指摘したのだった。

なお、今回の都議選において、司会者は”都民ファーストの会”の別候補者にも事前に中継を依頼していたそうだが断られ、この〇〇議員は受諾してくれたということだ。これについても、司会者は「今回、相当逃げた方が大勢いた」と残念がっていた。

小池劇場旋風に乗っかって当選した議員は、まるで以前の小沢チルドレン誕生みたいなもんだ。

東京都民も選択肢を誤った事に後から気づくだろう・・・(笑)