昨日投稿した通り、立春の話の前にまずは”節分”の話から。
”節分”とは、季節の変わり目の意味で、季節が変わる前日のことを言います。
季節では”立春”立夏”立秋”立冬”ってな具合で・・・。
いまの”節分”と言えば豆まき”や“恵方巻き”を食べる日、『立春』の前日のみを指します。
昔は、冬から春になるのを1年の始まりと考えていて、 今でいう『大晦日』のように”明日から新しい年”というように特別な日と捉えられていたからである。
では、『立春』はどうやって定められているのかを簡単に説明します。
以前、365日を24季節で表した24節気を投稿(2013年2月4日)したと思うが、季節は『地球と太陽の位置関係』が関係している。
例えば、24節気の中で夏至や冬至は一年で1番日照時間が長い&短い日ってな感じになり地球と太陽の位置関係で決まってくる。
太陽と地球は日々、自転と公転を繰り返していますが、 一年周期で地球と太陽の位置関係は変動します。
太陽は約一年かけて地球の周りを一周しますが、 地球は地軸が傾いているため、日本から見た太陽の角度は毎日変動します。
これが『日照時間』や『四季の気温の違い』を生み出している。
また、この太陽が通る見かけ上の通り道を“黄道”と言い、太陽は黄道を約一年かけて一周(360度)しますが、 360度をほぼ24等分した点をそれぞれ一年の季節の名称に割り当て、
太陽の黄道の位置の点よって季節が定まっている。
つまり、太陽が15度進む毎に(15日経過の度)、 新しい24節気の季節がやってくるのである。
少しコアになってきたか(笑)
簡単に言うと、1年をほぼ24等分して季節の名称を割り当てているということである。
しかし、1年は365日なので、 きっちり24分割できず、毎年ズレが生じるので24節気の日にちにもズレが生じてくるのである。
なので2020年まで節分は2月3日、2021年は2月2日、2022年~2024年は2月3日、2025年は2月2日ってな感じでややこしくなる・・・(笑)
以上、お疲れ様。